ご承知のとおり、我が国経済は景気回復過程にあるといわれているものの、建設業においては依然として厳しい状況が続いており、その中でも、建設従事者の急速な高齢化や若年建設従事者の確保等、入職促進対策が喫緊の課題となっております。

　このような状況から、当協会においては、高校を卒業する若い人材を一人でも多く本県建設業に入職(定着)してもらうことを目的に、例年高校生による建設現場見学会を実施しておりますが、今年も、9月に県立むつ工業高等学校、県立五所川原農林高等学校、県立三本木農業高等学校、県立弘前工業高等学校の4校の生徒を対象に見学会を実施いたしました。

　この際見学会に参加した生徒にアンケート調査を行いましたが、調査結果がこの程まとまりましたので、今後の学校における生徒の就職対策及び協会会員事業所における若年者の入職対策等に、いささかでも参考になれば幸甚であります。

　なお、本調査にご協力をいただきました学校当局、先生方及び生徒の皆さんに厚くお礼を申し上げます。

平成11年12月

社団法人　青森県建設業協会　
会長　中野渡　保雄

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