我が国経済は個人消費の低迷や完全失業率のこれまでにない上昇等、一段と悪化しており、建設業においても公共投資の減少等ますます厳しい状況となっています。更に、少子高齢化に伴う、建設従事者の高齢化や若年者の確保等、入職促進対策が必要となっております。

　このような状況から、当協会においては、専門高校に在学する生徒を対象とした建設現場見学会を例年実施しておりますが、今年度も、９月から10月にかけて県立弘前工業高等学校、県立南部工業高等学校、県立柏木農業高等学校の３校の生徒を対象に見学会を実施いたしました。

　この際見学会に参加した生徒を対象にアンケート調査を行いましたが、調査結果がこの程まとまりましたので、今後の学校における生徒の就職対策及び協会会員事業所における若年者の入職対策に、いささかでも参考になれば幸甚であります。

　なお、本調査にご協力いただきました学校当局、先生方及び生徒の皆さんに厚く御礼を申し上げます。

　　　平成14年１月

社団法人　青森県建設業協会　
　　会　長　　中野渡　保雄

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